現場で働くマネジャ層、リーダー層の悩みは尽きない。「部下の自主性を引き出すにはどうすべきか」「雑務が多くて自分の勉強時間を作りにくい」「家族の問題が仕事に影響している」「自分にはリーダーの才能がないのにリーダーをやらされている」「自分自身の体調が良くない」「元上司が部下になった」など。その内容は実に多様。一見技術とは無縁のようだが、技術にかかわるプロフェッショナルならではの事情があるのも興味深い。

 加えて見逃せないのが、マネジャやリーダー層の孤独さだ。1人で悩みを抱えたまま、組織やプロジェクトの状態を悪化させてしまうケースは珍しくない。

 そこで日経コンピュータは「みんなが独りぼっちにならないプロジェクト」を立ち上げた。マネジャやリーダーの悩みを集め、そこから組織のあるべき姿を見出すプロジェクトである。ITpro読者の皆さんがお持ちの貴重な体験や有益なノウハウを、「生きたケースメソッド」として集め、誌面でシェアしようというものだ。

 各記事に記されたマネジャ、リーダーたちの悩みについて、「私はこうやって乗り越えた」という体験や、アドバイスをお持ちでしたら、ぜひITproにお寄せください。

 現場の方々も是非、マネジャやリーダーに対する「私だったらこうする」という提言をお寄せいただければ幸いです。

寄せていただいた体験談やアドバイスは、日経コンピュータやITproに逐次掲載していく予定です。まずは日経コンピュータ2009年2月25日号の特集記事に掲載します。

(各項目の内容は変わる可能性があります)