急速に立ち上がるエンタープライズ・クラウド市場での覇者を目指して、日米のITベンダーが続々とクラウド基盤サービスに乗り出している。ネット書店からの異業種参入で圧倒的な存在感を見せつけるアマゾン・ドット・コムを中心に、マイクロソフト、セールスフォース・ドットコム、グーグルなどの取り組みを追う。果たして日本のITベンダーは巻き返せるのか。7回の連載を通じて、クラウド・コンピューティングの最前線を紹介する。
<目次>
ITベンダー、アマゾン(1) ~異業種参入がIBM、MSを脅かす
ITベンダー、アマゾン(2) ~低料金と使い勝手の良さを両立
ITベンダー、アマゾン(3) ~ユーザーの不満を徐々に解消
MSの次世代戦略始動 、Windowsをクラウドへ
着々と拡大する「セールスフォース連合」
グーグルとMSがデータセンター省エネ競争
日本でもクラウド基盤サービス、米国勢を追撃へ