米Adobe Systemsは米国時間2008年11月16~19日に米San Franciscoで,同社最大のプライベート・カンファレンス「Adobe MAX2008」を開催した。Adobeと聞くと,IllustratorやPhotoshopといったデザイナー向けツールのベンダーという印象を持つ人も多いかもしれないが,Webアプリケーション開発などエンジニア向けのツールにも力を入れており,最近では特に,「RIA(Rich Internet Application)」技術で注目されている。
ここでは,基調講演の様子や,同社が開発中のRIA関連ツールの概要,担当者へのインタビューで,Adobe MAX 2008 San Franciscoを振り返る。
- Adobe MAX 2008が米San Franciscoで開幕
- 「すべてのディスプレイにFlashを!」 -- Adobe MAX 2008基調講演
- デザイナーとデベロッパの協業を支援,米Adobeが開発中のRIA開発ツールを披露
- 米アドビが2009年初頭にFlash関連新技術,コーディング無しでコンテンツ制作が可能に
- 米Adobe Systems,金融危機に際して事業の方向転換と多様化が必要との見方
- 「モバイル端末向けFlash制作ツールの環境が整った」-- モバイル&デバイス部門担当ディレクター
- 「プラットフォーム企業として,デザイナーと技術者の垣根を取り払う」-- Adobe Flash ビジネス担当グループ プロダクト・マネージャ