本リファレンスでは,Perlのバージョン「5.8(以降)」を想定しています。また,各記事には「使用例」としてPerlのサンプル・コードを付けています。これらのサンプル・コードの多くは,テキスト・エディタにコピー・ペーストすることで,Linux上で簡単に実行できます(一部を除く)。Perlをまったく使ったことがない人でもすぐに試せるようになっています。なおLinuxの環境が無い場合は,Linuxの導入方法をご覧になり,ご自分で余ったパソコンや外付けハード・ディスク,USBメモリーなどにLinuxを導入してください。
写真1 使用例をコピーする [画像のクリックで拡大表示] |
例えば,まず,Perlリファレンスの使用例をブラウザを使ってコピーします (写真1)。なお写真は,関数「oct」の例です。
写真2 viを起動する [画像のクリックで拡大表示] |
次に,Linuxの端末上で,テキスト・エディタを使ってコピーしたコードを張り付けます。viエディタを使うのが簡単です。Perlのスクリプトなので,写真2のように拡張子「pl」を付けてviを起動します。ここでは「sample.pl」というファイル名を付けました。写真では,root(管理者)権限で実行していますが,一般ユーザー権限で実行するのが安全です。
写真3 ここで「i」を押す [画像のクリックで拡大表示] |
するとviエディタが起動します(写真3)。
写真4 これでテキスト張り付け可能 [画像のクリックで拡大表示] |
ここでテキスト挿入モードに入るため,「i」キーを押します。すると写真4のように「INSERTモード」になります。
写真5 ペーストする [画像のクリックで拡大表示] |
ここで先ほどコピーしたPerlのサンプル・コードを張り付けます(写真5)。
写真6 「Esc」キーを押した直後 [画像のクリックで拡大表示] |
テキスト挿入モードから抜けるために「Esc」キーを押します(写真6)。
写真7 セーブして終了する [画像のクリックで拡大表示] |
ファイルを保存して終了するには「:wq!」を入力してEnterキーを押します(写真7)。
写真8 実行権限を与える [画像のクリックで拡大表示] |
これでsample.plというファイルに,コピーした使用例が保存されました。chmodで実行権限を与えます(写真8)。
写真9 実行! [画像のクリックで拡大表示] |
実行します(写真9)。ただしく「64」と表示されました。