国内の正規代理店であるジークス社は,chumbyの先行予約を申し込んだユーザー向けに,順次出荷を開始したようです。chumbyを予約をした読者のお手元にも,そろそろ届いているかもしれませんね。
今回は,chumbyの入手からセットアップまでの流れを紹介します。
筆者の場合,アメリカ在住のため,chumbyのオンライン・ストア(本家Webサイト)でクレジット・カードを使用してオーダしました。購入申し込みから5日後に,上海にある工場からUPS(United Parcel Service)便でchumbyが届きました。
まず,宅配便の梱包を解き,中身を取り出して並べてみました(写真1)。chumbyを入れる麻袋やchumbyに取り付けて楽しむ3種類のチャーム(小さい飾り),取扱説明書に至るまで,細部にデザインのこだわりが見受けられます。単なるハイテクのおもちゃではなく,ファッション性を意識しているのが分かります。麻袋からchumbyを取り出したときの第一印象は,「なんか楽しそう。ワクワクする」でした。安っぽい印象はありません。
マニュアルを見ずに電源を投入
早速,chumbyに電源アダプタを接続します。iPod touchに代表されるこうしたデバイス類は,マニュアルなしで簡単に使い始められるかが命です。当然,マニュアルなど見ずにおもむろに電源を投入しました。
電源を入れると,最初に「ウエルカム・ムービー」が表示されます。開発元である米chumby Industries社の社員と思われる声で,マンガっぽい画像に合わせてchumbyの基本的な操作方法や機能,使い道などを説明してくれます(写真2)。
約3分半続くウエルカム・ムービーの内容は以下の通りです。
- コントロール・パネルの呼び出し方(上部スイッチの役割)
- ウィジェット(chumby上で動作するアプリケーション)の説明
- 画面をタップする練習
- 画面をドラッグ&ドロップする練習
- モーション・センサーの確認
- ウィジェットを友達に送る機能の紹介
- chumby.comの紹介
このウエルカム・ムービーは,電源投入時以外にも,コントロール・パネルの「Setting」メニューで呼び出して繰り返し見ることができます。