プロジェクト・マネージャ(PM)が正しい意思決定をするためには、「ありのままの状況」を入手することが欠かせません。当然間違った情報を基に判断すれば、正しくない判断をしてしまいます。この基本さえ理解できていないPMは少なくありません。
では、どうやってありのままの状況を知ればいいのでしょうか。それは、実際に作業をしている担当者を見て、彼・彼女らの生の声を聞くことです。PMが自分の机から離れず、近くのリーダーを呼び出して聞くだけはいけないのです。ちょっと現場にいけば、多くの情報が見えてきます。よいPMは現場を見るという基本を忘れないために、「ち」にはこのフレーズを選びました。