情報システムがビジネスを直接支える存在となっている今、ユーザーとベンダーの間で要件を誤解なく合意できる仕組みが欠かせない。ITベンダー9社は2年をかけて、そのカギとなる外部設計書の書き方と合意手法のノウハウを集約。2008年3月に画面設計、業務フロー設計、データ・モデル設計の各段階で利用可能な「発注者ビューガイドライン」として公開した。このガイドラインの概要を解説する。
ベンダー9社が外部設計のコツを集約
[画面編]見た目の分かりやすさが落とし穴
[システム振舞い編]境界線の明確化を意識する
[データモデル編]レビューをユーザー視点で実行