2008年7月11日,米Apple Inc.が手掛ける携帯電話機「iPhone 3G」の日本での販売が開始した。ソフトバンク表参道店では,午前7時に記念セレモニーが開催された。
ただし,日経エレクトロニクスは記念セレモニーの取材だけのために,表参道店に向かったわけではない。iPhone 3Gをいち早く入手し,分解して読者の方々にお伝えするためだ。
今回の発売に際し,表参道店はiPhone 3Gの予約販売を受け付けていない。確実に入手するため,日経エレクトロニクス分解班は前日の午後3時から行列に並び,端末を購入することにした。この時点で既に110~120人程度の行列ができており,入手に関して若干の不安があったが,店員に確認すると,「問題ない」との回答があり胸を撫で下ろす。記念セレモニー後の購入手続きも順調に進み,午前9時に無事入手することに成功した。
果たして,iPhone 3Gの中身はどのような構成になっているのか――。早速,分解に取り掛かった。
―― その2へ続く ――