Q 途中で失敗したかもしれない
A 更新プログラムの更新があります
「Windows Updateを実行した直後に再度実行したら,また更新プログラムが表示された。最初のときに失敗したのだろうか」。そんな経験をしたユーザーは少なくないでしょう。確かに,パソコンやネットワークの不具合によって失敗した場合には,このようなことが起こります。しかし,失敗していない場合でも起こり得ます。「更新プログラムの更新プログラム」が公開されている場合です(図G)。
このような状況は,最近では2007年12月に発生しました。マイクロソフトは12月12日,IE用の更新プログラムを公開しました。その直後から,その更新を適用するとIEが不正終了する場合があるといった問題が報告され始めました。
それを受けて同社では,その更新プログラムを修正する更新プログラムを12月20日に公開しました。この更新は12月12日の更新の適用前には Windows Updateには表示されません。適用する必要がないからです。12月12日の更新を適用すると前提条件が満たされて,適用すべき更新として表示されます(図H)。
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なお,Windows Updateの途中でネット関連のエラーが表示される場合もあります(図I,図J)。サーバーが込んでいたり,ほかのソフトの通信と衝突したりした場合に表示されるそうです。ほとんどの場合,アクセスし直すと復旧します。
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