日経BPガバメントテクノロジーは2008年7月29日、自治体の情報化の進展度を評価する「e都市ランキング 2008」を発表した。
評価の対象は2008年5月末時点の市町村と東京23区(全1811団体)。自治体に対して、アンケートで5月末時点の状況を聞き、回答を寄せた1481自治体について、情報化への取り組みを得点化して、ランキングを算出した(回収率は81.8%)。
首位は東京都荒川区。荒川区では「情報・サービス」「アクセシビリティ」「庁内情報化」「情報化政策」「セキュリティ」という評価のための5カテゴリーすべてにおいてTOP10以内にランキングされた。安心・安全に気を配りながら、組織としてITを活用した情報やサービスの提供を積極的に行っていこうという姿勢がうかがえる。
2位は千葉県市川市、3位は山口県下関市。町の最上位は全体で40位の埼玉県小鹿野町、村の最上位は、全体で327位の秋田県東成瀬村。小鹿野町、東成瀬村は前回も町・村の最上位だった。
■e都市ランキング2008 総合TOP10
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以下、アンケート回答を得た全1481市区町村のデータを都道府県別に掲載する。「ITpro電子行政」では、グリーン購入、緊急地震速報など最近注目のトピックについて、回答データから自治体の対策状況を順次リポートする。また、『日経BPガバメントテクノロジー』2008年秋号(10月1日発行予定)では、ランキングデータの分析、先進事例、情報化の課題などを掲載する。