日立製作所「Woooシリーズ」
全機種録画対応 石膏ボード壁に設置可能な超薄型モデルも
日立製作所の「Woooシリーズ」は、プラズマテレビと液晶テレビをラインアップするシリーズだ。2008年春モデルは全機種リムーバブルHDD「iVDR-S」対応スロットを搭載しており、ワンタッチで手軽に録画できるのが魅力となっている。プラズマは50V型と42V型の2サイズ、液晶は42V型から32V型までの3サイズをそろえる。また、他社に先駆けて壁掛け設置を訴求する超薄型モデル「Wooo UTシリーズ」をラインアップし、「テレビでカンタン録画」と「超薄型モデル」の2つを訴求する唯一のメーカーとなっている。
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| 日立製作所が2008年5月以降順次発売する「Woooシリーズ」。全モデル録画に対応する（一部モデルはカセットHDD「iVDR-S」が必要）のが大きな特徴だ [画像のクリックで拡大表示] |
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石膏ボード壁にも設置可能！ 壁掛けを身近にした「Wooo UTシリーズ」
2007年10月に発表され、他社に先駆けて「超薄型」を訴求した「Wooo UTシリーズ」は、2008年4月に第2世代モデル「770シリーズ」が登場した。最薄部約35mmという厚さは変わらないが、フイルムソースの映画映像をスムースに再生する「なめらかシネマ」や、なめらかな階調表現が可能な「DeepColor」に対応したほか、インターネット経由でハイビジョンVOD映像を楽しめる「アクトビラ ビデオ・フル」や独自のインターネットサービス「Wooonet」に対応した点が前モデルとの大きな違いとなっている。シャープの「AQUOS Xシリーズ」と同様、ディスプレイ部とチューナー部を別々にしたセパレートタイプだ。
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| 最薄部約35mmという薄さを実現した「Wooo UTシリーズ」。カラーはホワイトムスクとクリスタルブラックの2色を用意する [画像のクリックで拡大表示] |
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液晶は倍速駆動に対応するフルHD IPSパネルを採用。画像処理エンジン「Picture Master Full HD」を内蔵し、映像シーンごとにヒストグラムを使った画像分析によってコントラスト感のある階調表現を実現する「アドバンスドダイナミックコントラスト」や、複数の指定色の色合い、色の濃さ、明るさを同時に調整する「3次元デジタルカラーマネージメント」、映像シーンに応じて輪郭をコントロールする「アドバンスドダイナミックエンハンサ」、映像シーンの輝度情報を細かく分析して、バックライトの明るさをコントロールする「新ダイナミックバックライトコントロール」機能を搭載する。
250GB HDDを内蔵しており、地デジ放送を約32時間録画可能。別売のリムーバブルHDD「iVDR-S」を用意すれば、録画した番組をムーブして個人用にライブラリー保存することもできる（ダビング10にも対応予定）。また、ハイビジョンのまま映像を再圧縮して記録時間を増やせるトランスコード技術「XcodeHD」（TSEモード）も搭載。TSEモードを利用すれば内蔵HDDに約50時間のハイビジョン録画が可能になる。
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| 壁掛け設置を強く訴求するWooo UTシリーズは、日本家屋に多い石膏ボード壁にも設置できる取り付け金具も用意している [画像のクリックで拡大表示] |
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Wooo UTシリーズは「壁掛け設置」を強く訴求しており、日本家屋に多い「石膏ボード壁」にも取り付け可能な取り付け金具を用意している点が大きなポイントとなっている。また、壁寄せ設置が可能なスタンドや、部屋の中央部分など壁側に寄せずに設置するフロアスタンドなども用意している。
コントラストを向上したフルHDプラズマテレビ「P50-XR02」
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| 黒の締まりを向上したことで30000:1のコントラスト比を実現したハイエンドプラズマモデル「P50-XR02」 [画像のクリックで拡大表示] |
日立製作所のWoooシリーズで今回の特集のテーマである「40V型以上、フルHDパネル搭載、倍速液晶かプラズマテレビ」という条件をクリアするモデルは、Wooo UTシリーズの42V型モデル「UT42-XP770B/W」と、液晶02シリーズ「L42-XV02」のほか、50V型プラズマテレビ「P50-XR02」が挙げられる。
P50-XR02は光源からの「光漏れ」を防ぐ「ボックス・リブ構造」を採用し、30000:1のコントラストを実現した「1080フルHDブラックパネル」を搭載。新ダイナミックMBPカラーフィルターを採用することで、HDTV規格（デジタル放送規格）比約125％の色再現性を実現している。
