Linux向けのドキュメントやソースコードなど,文字コードがシフトJISまたはUTF-8で書かれていないものは,Windowsのメモ帳あるいはVisual Studioなどの統合環境エディタでは文字化けしてしまいます(意外に認知されていませんが,UTF-8はWindows XPでは文字化けしません)。ソース本体にあたるASCII文字(半角英数)は化けないので,プログラマにとって最低限の可読性は残りますが,コメント部分が全滅になるのと,化けた文字の中に制御コードが入ってしまいプログラムの動作をおかしくすることがあります。
通常はEUC/JIS/UTF-8なども扱えるテキスト・エディタを使って文字コードの切り替えをしつつ閲覧/編集を行います。しかし,内容を見たいだけなら,Internet ExplorerやFirefoxなどのWebブラウザにドラッグ&ドロップするのが一番簡単です。Webブラウザはほぼすべての文字エンコードに対応していて,自動判別でその内容を表示します。
Webブラウザで文字化けなく表示できたら全選択(Ctrl+A)し,それをメモ帳にコピー&ペーストすると文字化けせずに表示できます。そのまま保存すればシフトJIS文書(保存時に選択すればUTF-8などにも)になります。