Windowsでプログラミングをするときに,これだけは知っておきたいTipsや設定を集めました。これらの知識は,プログラムを作るとき,実行するとき,トラブルを解決するときにどうしても必要になります。きっちり覚えておきましょう。なお,ここで紹介するWindowsは,基本的に「Windows XP」を指します。「Windows 2000」「Windows Vista」など他のバージョンでは使えない場合があります。

図3●「ファイルを開くプログラムの選択」画面で,デフォルト起動ソフトを変更できる
図3●「ファイルを開くプログラムの選択」画面で,デフォルト起動ソフトを変更できる

 エクスプローラでデータ/ソース・ファイルをダブルクリックすると,関連付けされているソフトが起動してそのファイルが開かれます。複数のプログラムに関連付けされているファイルは,右クリックメニュー「プログラムから実行」で関連付けられているソフトが一覧表示されます。一覧の下の「プログラムの選択(C)..」をクリックすると,ファイルを開くプログラムの選択画面が出ます(図3)。

 「この種類のファイルを開くときは選択したプログラムをいつも使う」にチェックを入れるとデフォルト起動(ダブルクリック時に起動)するソフトを変更できます。このチェックは設定画面を開くたびにクリアされ,チェックそのものは消えますが,関連付けの優先度は保持されています。また,デフォルト・ソフトを変更しても「プログラムから実行」で表示される一覧の内容は変わりません。デフォルト・ソフトを変更した場合,たいていファイル・アイコンが独自のアイコンに変わるので視覚的にも確認できます。