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「報告遅れは会社の損失だ」、いちごホールディングス 小野寺幹雄 執行役員 情報システム事業部長
宅配ピザ事業を主に手掛けるいちごホールディングス(仙台市)は、情報システムを駆使しつつ競合ひしめく宅配ピザ業界で勝ち抜こうとしている企業である。同グループの事業会社であるストロベリーコーンズ(東京都港区)は、宅配ピザチェーンの「ストロベリーコーンズ」を102店舗と、新業態のイタリア風宅配ピザチェーン「ナポリの窯」を60店舗展開している(関連記事)。 CIO(最高情報責任者)に相当する小野寺幹雄・執行役員情報システム事業部長は、「食事のデリバリーサービスは味やおいしさの競争であると同時に、情報システムの競争でもある」と断言する。注文を受け付けてから、素早く正確に商品を届けるには、顧客管理システムが不可欠になるからだ。 それに加え、いちごホールディングスは店舗システムとして、店舗間でのナレッジ共有システムや、チラシを効率的に配るためのGIS(地図情報)システム、店舗の作業状況を遠隔管理できるネットワークカメラシステムなどを、業界に先駆けてどんどん導入している。それだけでもシステム投資は数億円にのぼり、失敗は許されない。 そこで小野寺執行役員が最も大切にしているのが、経営トップとのコミュニケーションである。小野寺執行役員の場合は直接の上司が社長であるため、社長との日ごろからの対話が欠かせないという。小野寺執行役員は「システム開発時のトラブルを含めて、現場で起こり得るあらゆる問題はすべて、コミュニケーション不足が第一の原因であると考えている。だからこそ、私自身も社長や現場との対話を最重視している」と話す。 日々のコミュニケーションの基本である「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」の中でも、小野寺執行役員は最初の「報告」を特に意識しており、「報告の遅れ=会社の損失」であると、部下にも自分にも言い聞かせているという。
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