ここに来て、J-SOX対応企業の状況や監査法人の方向性などが明らかになってきた。そこから浮かぶのは、「3月期決算の企業にとって、残された時間は2008年12月まで」という現実だ。専門家への取材で明らかになったJ-SOX対応の状況と今後の展望をお伝えする。

(島田 優子=日経コンピュータ

<目次>


 本当の“ゴール”は08年12月、評価と監査の計画立案がカギ 

 業務や連結対象の変更が、IT全般統制の見直しに直結 

 システム部門に課題山積、監査対応の体制作りも急務に 

 委託先管理に3つの方法、監査人の指摘は鵜呑みにしない 

 初年度の混乱は不可避、2年目以降の対応も視野に  



<過去に掲載した内部統制/J-SOX関連特集>

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