• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP
  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

いよいよ本番へ!日本版SOX法 直前対策

本当の“ゴール”は08年12月、評価と監査の計画立案がカギ

島田 優子=日経コンピュータ 2008/03/24 日経コンピュータ
出典:日経コンピュータ2008年2月15日号34~36ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 期末日である「3月31日」をゴールに設定してプロジェクトを進めている3月期決算の企業は間に合わない――。これが日本版SOX法(J-SOX)対応の専門家の一致した意見だ。

 「スケジュール感を誤解している企業が多い」とプロティビティジャパンの百野公裕マネジャは指摘する。J-SOXは「期末日時点」で、内部統制の運用状況が有効であることを対象企業に求めている。3月期決算の企業の場合、「2009年3月31日」時点で、社内の内部統制を有効な状態にすることを目指している企業も多いだろう。

 だが今、J-SOX対応に詳しい公認会計士やコンサルタントが「対象企業がゴールとして目指すべき時期」と声をそろえるのが「08年12月末」である。理由の1つは、監査法人が抱える監査人の不足だ。J-SOX適用初年度が始まるにもかかわらず、監査人不足は解消していない。

 監査人が十分に確保できないため、「多くの企業が集中する09年3月末過ぎに一斉に監査をするのは難しい」(J-SOX対応のコンサルティングを手がけるアグリーメントの八木理也シニアマネージャー/公認会計士)のだ。

 こうした事情から3月期末以降ではなく、できる限り内部統制監査を期中に済ませたいという意向の監査法人が多い。八木シニアマネージャーは、「今、いち早くやるべきことは、監査人のスケジュールを押さえること」と強調する。

残された期間はあと9カ月

 「08年12月末までに、外部監査を受け終える」という理想のスケジュールから逆算すると08年6月末までに、内部統制の整備を終え、運用状況を評価するための証跡を収集しなければならない。システム部門が整備・運用を担当するIT全般統制も例外ではない。

 収集した証跡を基に、10月までに内部統制の運用状況の有効性評価を社内で済ませ、12月末までに監査法人の内部統制監査を受ける。09年1月以降は、12月までの監査で指摘された事項の修正にとどめる、というのが現状でもっとも理想的なスケジュールである(図1)。

図1●J-SOX対応プロジェクトの今後のスケジュール
図1●J-SOX対応プロジェクトの今後のスケジュール
08年中に、外部監査を受けることが目標になる。
[画像のクリックで拡大表示]

 もちろん12月までに、一通りの対応を済ませるのは、監査法人側の理由だけではない。J-SOXは、内部統制が有効な状態で運用されていることを求めている。つまり、09年3月末時点で統制の整備が終わっても、有効に運用できている証拠が用意できないのだ。加えて3月末時点をゴールに設定していても、その時点で、監査法人が「有効」と判断するとは限らない。

ここから先はITpro会員(無料)の登録が必要です。

次ページ 対応の遅れが浮き彫りに、現状でも「有効性評価を開...
  • 1
  • 2

あなたにお薦め

連載新着

連載目次を見る

今のおすすめ記事

  • 【VoLTEの謎】

    格安スマホでもVoLTEは使える?

     最近はMVNOが提供する格安スマートフォン(スマホ)を利用する人が増えています。こうした格安スマホのユーザーでも新しい音声通話技術である「VoLTE」は使えるのでしょうか。

ITpro SPECIALPR

What’s New!

経営

アプリケーション/DB/ミドルウエア

クラウド

運用管理

設計/開発

サーバー/ストレージ

クライアント/OA機器

ネットワーク/通信サービス

セキュリティ

もっと見る