図1 Active Directoryのパーティションに対して実行した変更内容を表示した画面
図1 Active Directoryのパーティションに対して実行した変更内容を表示した画面
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図2 変更内容を「file.txt」というファイルに保存した画面
図2 変更内容を「file.txt」というファイルに保存した画面
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図3 前回からの変更内容だけを表示した画面
図3 前回からの変更内容だけを表示した画面
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repadmin /showchanges DC名 DC=example,DC=com

 Active Directoryでは,パーティションに対してどのような変更を加えたか,という内容を内部的に保存しています。この内容を確認したい場合は,repadminコマンドのrepadmin /showchangesサブコマンドを使います(図1)。

repadmin /showchanges DC名 DC=example,DC=com

 現在までの変更内容を画面に表示するだけでなく,ファイルとして保存することができます。具体的には,以下のように「/cookie:」オプションで保存したいファイル名を指定します(図2)。

repadmin /showchanges DC名 DC=example,DC=com /cookie:ファイル名

 その後,同じ内容のコマンドを再度実行すると,前回ファイルに保存したあとに加えた変更項目だけを画面に表示させることもできます(図3)。なお,このときにファイルの内容も最新に更新されるため,再度同じコマンドを実行すると前回実行後に更新された内容だけが画面に表示されます。このコマンドを実行した際には,ファイルを常に上書きしますので,保存しておきたい時点の情報はコピーしておきましょう。