日本市場に切り込む中国ITベンダー

 中国のITベンダーが、日本で存在感を高めている。中国最大手のシステム・インテグレータであるNEUSOFTグループや、ERPパッケージで中国最大のシェアを持つ用友ソフトをはじめ、提供する製品やサービスも様々だ。
 特にグローバル化を進めている日本企業にとって、もはや中国ベンダーは無視できない存在になってきた。そこで活発なビジネス展開を見せる5社のキーパーソンにインタビューし、日本市場に切り込もとうしている各ベンダーの狙いや戦略を追った。


<目次>

 NEUSOFT Japan、「中国本社への窓口ではなく、“日本企業”になる」 

 キングソフト、「日本市場には中国と正反対の戦略で臨む」  

 用友ソフトジャパン、「日本企業の“中国経由アジア行き”を支援する」  

 アリババ、「日本の中堅・中小企業と世界を結ぶかけ橋に」  

 CSST、「セキュリティ製品を“日本流”で提供する」  



<過去に掲載したグローバル・ソーシング関連特集>

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