ネットワークを管理していると，自分の所属するワークグループまたはドメイン内にあるコンピュータを確認したいことがあります。このような場合は，標準のGUI画面で確認できます。例えば，Windows XPやWindows Server 2003では，マイ・ネットワークの画面上にある「ワークグループのコンピュータを表示する」をクリックすれば，所属するコンピュータを一覧表示します（図1）。
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| 図1●Windows XPのGUI画面で自分が所属するワークグループやドメインのコンピュータ名を一覧する [画像のクリックで拡大表示] |
ただし，この画面では相手のコンピュータで「コンピュータの説明」欄にコメントが設定されていると，先頭にそのコメント内容が表示されてしまい，コンピュータ名は先頭には表示されません。このため，コンピュータ名を一覧して見たい場合には，net viewコマンドを利用すると便利です。
具体的には，net viewコマンドをオプションを付けずに実行すれば，コンピュータ名を一覧表示した後ろに，コメントを「注釈」として表示します。ファイルとして記録したい場合は，net viewを実行すると同時に，以下のように指定すればコンピュータ一覧をテキスト・ファイルnetview.txtとして保存することもできます（図2）。
net view > netview.txt
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| 図2●net viewコマンドの実行結果を保存したファイルを確認した画面 [画像のクリックで拡大表示] |
net viewについての詳細は，こちらをご覧ください。
