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保護者による制限機能を使用するための要件は、以下のとおり簡単です。
- Home Basic、Home Premium、Ultimateエディションの Windows Vistaを使用する必要がある。
- 少なくとも 2つのユーザーアカウント(親用の管理者アカウントと子供用の標準アカウント)をコンピュータに設定する必要がある(親や子供が 2人以上の場合は、1人ずつ個別のアカウントを作成する。保護者による制限は管理者アカウントに適用できないため、保護者による制限を適用する各子供ごとに標準アカウントが設定されていることを確認する)。
- コンピュータのすべての管理者アカウントを、パスワードによって保護する(これは必須要件ではないが、パスワードで保護しない場合、だれでも保護者による制限を回避したり、無効にすることができる。なお、保護者による制限を管理するためのパスワード保護された管理者アカウントが 1つだけ必要となる。標準アカウントを持つ親は、もう一方の管理者アカウントを持つ親の資格情報を使用して保護者による制限を実行することができる)。
保護者による制限の構成
保護者による制限を使用するには、コントロールパネルの[保護者による制限]を使用します([ユーザーアカウントと家族のための安全設定]カテゴリにあります)。[ユーザーアカウント制御]プロンプトに同意した後(また、標準ユーザーとしてログオンしている場合は、管理者パスワードを入力します)、図1に示す画面が表示されます。
図1●管理者アカウントがパスワード保護されていない場合、Windowsはこの画面に警告と問題を解決するためのリンクを表示する
子供の制限を設定するには、子供のアカウントをクリックし、図2に示す[有効、現在の設定を強制します]を選択します。
図2●このウィンドウを使用すると、各子供ごとに異なる制限を設定できる