日経コミュニケーションと日経NETWORKが主催する「ネットワーク最前線」では,ネットワーク最新技術を実際に触って試せる。今年最もホットなワイヤレス技術「モバイルWiMAX」を体験できるほか,無線を見える化するツールなど盛りだくさんだ。
「ネットワーク最前線」ではホットステージと題し,ワイヤレス,見える化,ユニファイド・コミュニケーション(UC)─の3テーマに沿った実機デモを実施する(図1)。これらのホットステージを順番に紹介していこう(場所やシアタープログラムについてはこちらを参照)。
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図1●ITpro EXPO 2008のネットワーク最前線の展示内容 3つのテーマに分けて展示する。 |
ワイヤレス
ワイヤレス・ホットステージでは,2009年ころに本格化するモバイルWiMAXを一足早く体験できる。モバイルWiMAXで実際に通信できる環境を展示会場内に用意する。基地局の設置・運営はフジクラが担当する。
展示では,PCカード型やUSB型,据え置き型などさまざまな形態のWi-MAXモジュールを接続したノート・パソコンを用意して,実際に来場者にインターネット接続を試してもらえるようにする予定だ(写真1)。
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写真1●展示予定のWiMAX端末 開催期間限定の実験基地局免許を取得し,動体展示をする。 |
無線通信をWANに使い,トラブル時に即バックアップ
NTTデータ/古河電気工業とサンコミュニケーションズはWiMAXに代表される高速・定額ワイヤレス通信の企業システムでの新しい使い道を提案する展示を実施する。どちらも,WAN側にPCカード型の無線通信カードを挿せるルーターが核となっている。
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写真2●NTTデータと古河電気工業の「F140D」 WAN回線として無線データ・カードを使える。ADSL/FTTHと併用することで,信頼性向上を図ることも可能。 |
NTTデータ/古河電気工業が展示するのは,WANとしてイー・モバイルの無線データ通信カードを挿したルーター「F140D」を使った“どこでもイントラネット環境”だ(写真2)。イー・モバイルの基地局と通信できるエリアなら,ルーターに電源を入れるだけでインターネットにつながる。F140DはDHCPサーバー機能とIPsec機能を搭載しているので,ルーターのイーサネット・ポートにパソコンをつなぐことで,オフィスのLANにVPN接続したイントラネット環境を入手できる。
F140Dは有線回線を接続するためのポートも備えているので,有線が不通のときに無線通信で即座にバックアップするといった使い方ができる。
展示では,IPsecで遠隔地にある拠点とつなぎ,ストリーミング・データを流すほか,回線障害による副回線への切り替えをデモするという。