問題ページへ | |
前回の受験結果ページへ | |
検定の講評記事 |
【問題1】
感染型ウイルスとワームの相違の説明として最も適切なものはどれでしょうか。
【選択肢】 | 正解 | ||
---|---|---|---|
A) | ウイルスは自身を増殖させる活動を行う。ワームは自身をまん延させる活動を行う | ||
B) | ワームは他の不正プログラムをシステムに作成する。ウイルスはシステムを改変する | ||
C) | ワームは自己完結型のプログラムであり自身のコピーを作成することにより増殖する。ウイルスは他のプログラムに寄生することにより増殖する | ○ | |
D) | ウイルスは破壊活動を行う。ワームはネットワーク攻撃を行う | ||
狭義の意味ではウイルスとワームは,いずれも自身を増殖させる活動を行いますが,違いもあります。それは,ワームは単体で動作するプログラムとして作られており自分自身のコピーを別システムに送り込むことで増殖するのに対して,ウイルスは何らかのプログラム・ファイルの一部として紛れ込むこと(寄生すること)で増殖する点が異なります。したがって,問題の正解は選択肢Cとなります。