セキュリティ

ウイルス対策ソフトの実力診断

日経パソコン

第3回 パフォーマンステスト:Excelのベンチマークで大きな差

2008/01/09
勝村 幸博=日経パソコン
出典:日経パソコン 2007年11月12日号  73ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 編集部で実施したテストは2種類。一つは、編集部で作成したExcelのマクロを使ったベンチマーク。もう一つは、255MBの圧縮ファイルの展開にかかる時間を測定するテスト。いずれについても、ディスクキャッシュなどの影響を取り除くために、テストごとにWindowsを再起動した。また、各テスト条件につき6回以上のテストを実施して平均を取った。

パフォーマンステストの結果
図1●パフォーマンステストの結果
[画像のクリックで拡大表示]

 パフォーマンステストの結果は図1の通り。ZIP形式の圧縮ファイルを展開するテストでは、大きな差は出なかった。差が出たのは、Excelを使った独自のベンチマーク。対策ソフトが常駐していない場合とほとんど変わらない製品と、1.5倍以上になる製品の2種類に分かれた。

 中でも、「カスペルスキー インターネット セキュリティ」では2倍以上の時間がかかった。この結果について、開発元の日本法人カスペルスキーラブスジャパンの川合林太郎社長は、「今回のテストでは、対策ソフトが初期設定でどこまで調べているかで結果が変わってくるだろう。当社製品は、すべてのアクティビティ(ファイル処理)においてウイルスチェックしているために、時間がかかった可能性がある」と推測する。

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介