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第2回 やりがい編---スキルレベルやプロジェクト内容,働く環境で「やりがい」に差
出典:日経コンピュータ 2007年11月26日号
144ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 今回の調査ではスキル診断に加えて、「働きやすさと働きがいに関する意識調査」を実施した。65項目の質問に答えてもらった。 まず、仕事のやりがいについては、回答者全体の半数強が、やりがいを感じている、という結果が出た。「今の仕事にやりがいを感じているか」という問いに対し、「感じている」と「どちらかといえば感じている」という回答の合計が56.4%だった。 ただ、スキルレベルによって、やりがいに大きな開きがある(図1)。スキルレベル5以上は75%以上、つまり4人に3人がやりがいを感じている(ただしレベル6と7は参考値)。これに対し、レベル3では58.4%、レベル1では43.2%と、スキルレベルが下がるとともに、やりがいの意識は低くなっている。エントリレベルとハイレベルとでは30ポイント以上の差がある。
職種別でも差がある(図2)。システム開発と運用にかかわりのある7職種を見ると、コンサルタントが最もやりがいを感じている。「やりがいを感じている」「どちらかといえば感じている」という回答の合計が68.9%だった。
続いて、プロジェクトマネジメントが59.8%、ITアーキテクトが59.1%である。ハードウエアやミドルウエアなどのシステム基盤の設計・導入・開発に携わる「ITスペシャリスト」も、57.3%と比較的高い結果になっている。 回答者全体の56.4%を下回るのは開発から運用に携わる3職種だった。アプリケーションスペシャリストが53.4%、ソフトウエアデベロップメントが51.8%、ITサービスマネジメントが45.2%である。 労働時間は長くてもやりがいこうした結果から、スキルレベルが低いIT人材や下流工程を担当するIT人材は、やりがいを感じていないといえる。その原因はどこにあるのか。 やりがいと年収の関係を調べてみた(図3)。一般的にいえば、年収が高いほどやりがいを感じていると想定できる。実際、年収が900万〜1000万円だと69.9%がやりがいを感じ、回答者全体の56.4%を大きく上回る。ただそれ以下の年収層では、顕著な違いは見られなかった。
次に、労働時間とやりがいの関係を見ると、労働時間が短いほうがやりがいを感じていないという結果が出た(図4)。「やりがいを感じている」という比率が高いのは、週当たりの労働時間が最も多い「60時間以上」であり、15.2%がそう答えた。「どちらかといえばやりがいを感じている」と合わせると55.5%に上る。
一方、労働時間が最も短い「40時間以下」の人は、「やりがいを感じている」と答えた比率は10.2%。「どちらかといえば感じている」を加えても46.9%にとどまる。
>>赤字と短納期がやりがいをそぐ
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