概要  
ログオン・ユーザーもしくは指定したユーザーとコンピュータのポリシーの結果セット(RSoP:resultant set of policy)を表示する。オプションを特に指定せずに実行すると,現在ログオンしているユーザーとコンピュータに関するRSoPを表示する。

 構文  
gpresult [/S システム [/U ユーザー名 [/P パスワード]]] [/SCOPE スコープ] [/USER ユーザー名] [/V | /Z]
または
gpresult [? | /? | help]

 利用環境  
Windows 95 ×
Windows 98 ×
Windows Me ×
Windows NT 4.0 ×
Windows 2000 ×
Windows XP ○
Windows Server 2003 ○
Windows Vista ○

 コマンド・オプション 
/S システム [/U ユーザー名 [/P パスワード]]接続先リモート・コンピュータを指定して,ポリシー結果セットを表示する。また,接続に用いるユーザー(「ドメイン\ユーザ名」も指定可)とパスワードも同時に指定できる。
/SCOPE スコープユーザー(USER)とコンピュータ(COMPUTER)どちらのポリシー結果セットを表示するかを指定する。
/USER ユーザー名ポリシー結果セットを表示する対象となるユーザーを指定する。「ドメイン\ユーザー名」の形でも指定できる。
/V | /Z詳細な結果セットを表示する。「/V」では優先順位“1”で適用された設定内容が明らかとなり,「/Z」ではさらに詳しく優先順位“1”またはそれより高い優先順位で設定された内容が表示され,複数の場所で設定が行われたかどうかを確認できる。
? | /? | helpコマンドのヘルプを表示する。

 使用例:コンピュータのポリシー結果セットを表示する(クリックで詳細表示)  
gpresult /scope:computer