生まれ変わるかIPTV

これまでの課題を解消した「次世代IPTVサービス」が日本国内で2008年にも登場する。呼び水となったのは,NTTグループが2008年3月に始めるNGN(次世代ネットワーク)の商用サービス。通信事業者だけでなく,放送事業者やメーカーといった関係者の調整が白熱してきた。大化けする可能性が見えてきた次世代IPTVだが,その半面で市場が立ち上がらない危険性もはらんでいる。

第1回 NGN商用化に合わせ次世代IPTVサービスが登場 
第2回 市場立ち上げを阻む各プレーヤの思惑の違い 
第3回 市場が見えねばメーカーは動かず 
第4回 いまだ残るIP再送信設備のコスト負担 
第5回 通信事業者こそ主導的立場を