概要  
グループ・ポリシー,ローカル・コンピュータ・ポリシーに最新の設定情報を反映させる。Windows 2000におけるsededitコマンドで「/refreshpolicy」オプションを指定した場合に相当する。

 構文  
gpupdate [/Target:{Computer | User}] [/Force] [/Wait:] [/Logoff] [/Boot] [/Sync]
または
gpupdate [? | /? | help]

 利用環境  
Windows 95 ×
Windows 98 ×
Windows Me ×
Windows NT 4.0 ×
Windows 2000 ×
Windows XP ○
Windows Server 2003 ○
Windows Vista ○

 コマンド・オプション 
/Target:{Computer | User}設定情報を反映させる対象としてローカル・コンピュータ,ユーザーのどちらかだけに指定する。このオプションを特に指定しなかった場合は,コンピュータとユーザーの両方ともが更新の対象となる。
/Force設定が変更された項目だけでなく,すべての設定内容を強制的に再適用する。
/Wait:設定の反映処理について完了まで待機する時間を設定する。値として「0」を指定した場合は待機せずに処理し,「-1」を指定した場合は無制限に待機する。このオプションを特に指定しなかった場合は600秒待機する。
/Logoff設定の反映が完了した後にログオフを実施する。ユーザーのログオン時に処理を実施する拡張機能に関する設定を反映する場合に指定する。
/Boot設定の反映が完了した後に再起動を実施する。コンピュータ起動時に処理を実施する拡張機能に関する設定を反映する場合に指定する。
/Syncコンピュータ起動時およびユーザログオン時に実行されるフォアグラウンド・ポリシー・アプリケーションを同時に実行する。「/Target」オプションを同時に指定するとコンピュータおよびユーザーのどちらかを対象とできる。「/Sync」オプションを指定した場合は,「/Force」および「/Wait」のオプションを指定しても無視される。
? | /? | helpコマンドのヘルプを表示する。

 使用例:パソコンにポリシーを強制適用する(クリックで詳細表示)  
gpupdate /force /wait:0