グローバル・ソーシングを語る

 加速するビジネスの海外展開に伴い,システム開発や業務運用のリソースを世界規模で調達する「グローバル・ソーシング」が注目を集めている。だが,単なるコスト削減策と考えるなど,安易な姿勢で臨めば成功はおぼつかない。識者の方々に,日本企業や海外ベンダーの取り組みの現状分析を踏まえて,成功のポイントを聞いた。

<目次>

CSKホールディングス 有賀貞一氏
「戦略なきグローバル・ソーシングは長続きしない」
 

野村総合研究所 横井正紀氏
「中国やインドとは長期的な信頼関係を築け」
 

ガートナー ジャパン 山野井聡氏,足立祐子氏
「国ごとの特色見極め,“マルチ”への体制を整えよ」
 

NEC 山口真人氏,大畑毅氏
「ITILをグローバル展開の共通言語に」