最新のLinuxカーネル2.6のコンパイル時に設定できるパラメータを紹介します。パラメータは,CPUやメモリー,ファイル・システム,I/O,ネットワーク,各種周辺デバイス,セキュリティなどに関連する項目が1000以上用意されています。毎週,1項目ずつ,更新していきます。
- General setup・・・一般的な設定
- Enable loadable module support・・・動的に組み込み可能なカーネル・モジュールに関する設定
- Enable the block layer・・・ブロック・デバイス層に関する設定
- Processor type and features・・・プロセッサの種類や利用する機能に関する設定
- Power management options (ACPI, APM)・・・ACPIやAPMなどの電源管理機構に関する設定
- Bus options (PCI, PCMCIA, EISA, MCA, ISA)・・・PCIやISAなどのバスに関する設定
- Executable file formats・・・実行ファイル形式に関する設定
- Networking・・・ネットワークに関する設定
- Device Drivers・・・デバイス・ドライバに関する設定
- File systems・・・ファイル・システムに関する設定
- Instrumentation Support・・・システム測定に関する設定
- Kernel hacking・・・カーネルのデバッグに関する設定
- Security options・・・セキュリティ機構に関する設定
- Cryptographic API・・・暗号機能に関する設定
- Library routines・・・ライブラリ・モジュールに関する設定
※この一覧は「Linux Kernel 2.6.23.14」の設定パラメータを基にして作成しています。バージョンが異なる場合,設定パラメータの項目も異なることがあります。