
仮想化で変わる運用管理の勘所
仮想化技術を導入すると、システム運用管理も様変わりする。物理環境と仮想化環境の両方に目配せする必要があるし、ツールもノウハウも仮想化環境に合わせたものが必要だ。これらの準備が不足していると、仮想化技術がもたらし得るメリットを享受できない。基本的な考え方からツール選び、バックアップ/リカバリの方法まで、仮想化環境における運用管理を解説する。
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第1回 仮想化環境で従来の運用方法は通用するか
仮想化に取り組む企業が共通して持つ運用管理の疑問には「これまでの方法が通用するのか?」「変えるのは,どの部分なのか?」などだ。まずこれら疑問に答えてから,仮想化環境の運用管理についてITILで利用されている運用管理の用語を使って解説していこう。 |
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第2回 仮想化で変わる運用管理のポイントはここだ 今回から,仮想化環境の運用管理ルールと運用手順を作成する上で実際に影響を受ける重要なポイントを解説したい。前回述べた通り,仮想化による運用管理の追加変更部分は,ハードウエアをまるでソフトウエアのように扱う運用管理手法が影響を与える部分である。その詳細を見ていこう。 |
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第3回 仮想化環境の運用管理ツールを選ぶ
仮想化システムを実際に運用管理していくには,物理環境を扱う従来のサーバー管理ソフトや統合運用管理ソフトはもちろん、仮想インフラストラクチャ管理ソフトが不可欠である。そのツール選びの指針や注意すべき点を解説する。小規模な環境であっても、運用管理ソフトは不可欠だ。 |
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第4回 仮想化環境のバックアップ/復旧はどうするか
仮想化環境であっても、バックアップや障害復旧がシステム運用管理の重要事項であることに変わりはない。今回は、ファイル・レベルからシステム全体のレベルまで、仮想化環境におけるバックアップ/障害復旧のポイントや注意点を解説する。 |
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