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図解で学ぶネットワークの基礎:DNS編

Lesson4:独自ドメインで運用したい,DNSへの登録方法を知る

平野 亜矢=日経NETWORK 2007/11/01 日経NETWORK
出典:絶対分かる!ネットワークの基礎超入門158ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 Lesson1~3では,DNSの役割としくみを見てきた。Lesson4では,独自のドメイン名を取得してWebサーバーを立ち上げる場合,このWebサーバーをDNSで引ける(名前解決できる)ようにするにはどうすればいいのかを説明しよう。いずれ自分でWebサーバーを運用したいと思っている人はもちろん,それ以外の人にとってもDNSのしくみのおさらいとして役立つはずだ。

DNSサーバーを用意する

 独自のドメイン名でWebサーバーを立ち上げるには,まずドメイン名を管理するDNSサーバーを用意する。簡単なのは,プロバイダやホスティング事業者のサーバーを借りること。DNSサーバーに割り振るグローバルIPアドレスの取得やサーバーの設定・管理などが委託できて手軽だ。もちろん自分でDNSサーバーを構築する方法もある。

上位のDNSサーバーに登録

 DNSサーバーを用意したら,プロバイダやドメイン名登録事業者に申請して独自のドメイン名を取得する。ここからの手順は少しややこしいので,具体例を見ながら説明しよう(図4)。

図4●取得したドメイン名でWebサーバーを立ち上げるには
図4●取得したドメイン名でWebサーバーを立ち上げるには
取得したドメイン名と,DNSサーバーのホスト名とIPアドレスを上位のDNSサーバーに登録。自分のDNSサーバーにはWebサーバーやメール・サーバーのホスト名やIPアドレスを登録する。  [画像のクリックで拡大表示]

 例えば,「aaa.jp」というドメイン名を取得して,「www.aaa.jp」というWebサーバーを立ち上げるとする。aaa.jpドメインを管理するDNSサーバーには「dns.aaa.jp」という名前を付けるとする。

 プロバイダやドメイン名登録事業者からドメイン名を取得したら((1),図中ではまる数字,以下同),まずは自分のドメイン名の一つ上の階層を管理するDNSサーバーに,自分のDNSサーバーのサーバー名とIPアドレスを登録する((2))。ドメイン名がaaa.jpの場合は,jpドメインを管理するDNSサーバーに「aaa.jpを管理するDNSサーバーの名前はdns.aaa.jpで,IPアドレスは10.0.0.2である」と登録するわけだ。ここに登録しておかないと,せっかく独自ドメインを取得してWebサーバーを立ち上げても,外部のコンピュータからアクセスできない。ルート・サーバーから順にドメイン名をたどっても,aaa.jpにたどりつけないからだ。

 jpドメインのDNSサーバーは日本レジストリサービス(JPRS)が管理している。このDNSサーバーへの登録作業は,ドメイン名登録事業者がユーザーに代わって請け負っており,登録事業者のWebサイトなどから申し込める。

自分のゾーン情報を作る

 次に自分のドメイン名を管理するdns.aaa.jpにゾーン情報を登録する((3))。ゾーン情報とはLesson2で説明した通り,ドメイン名とそれに対応するIPアドレスなどの登録情報を記した対応表だ。

 ここではもう少し詳しく説明しよう。ゾーン情報は「資源レコード」と呼ばれる1行単位の情報が集まってできている。資源レコードには,ドメイン名と対応する登録情報,資源レコードの「タイプ」が記録されている。タイプとは,資源レコードが記録している対応付け情報の種類を表す項目で,ドメイン名にコンピュータ(IPアドレス)が対応付けられているなら「A」(Addressの略)と表記することになっている(このときのドメイン名はホスト名と呼ばれる)。つまり,aaa.jpドメインの配下にwww.aaa.jpというWebサーバーを置く場合は,資源レコードのドメイン名にwww.aaa.jp,タイプにA,登録情報にIPアドレス(図4の例では192.168.0.1)を登録する。

 ゾーン情報でドメイン名と対応付けられるのはIPアドレスだけではない。メール・サーバーやDNSサーバーのホスト名も登録できる。

 aaa.jpドメインで独自のメール・サーバーを立てるときは,ゾーン情報にメール・サーバーのホスト名を登録してドメイン名と対応付けることがある。メール・サーバーのホスト名のタイプは「MX」(mail exchangeの略)と表す決まりになっているので,この場合はドメイン名がaaa.jp,タイプがMX,登録情報がメール・サーバーのホスト名である「mail.aaa.jp」と登録する。

 さらに別の資源レコードには,mail.aaa.jpに対応するIPアドレスが192.168.0.3であることも登録しておく。

 こうしておけば,送信側のメール・サーバーがaaa.jpに対応するメール・サーバーを問い合わせてきたときに,DNSサーバーが「aaa.jpに対応するメール・サーバーの名前はmail.aaa.jpである」こと,「mail.aaa.jpに対応するIPアドレスは192.168.0.3である」ことを答えてくれる。

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