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まだある!便利ツール
出典:日経コミュニケーション 2007年9月1日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) ネットワークやシステム監視,セキュリティ対策に役立つフリー・ツールはたくさんある。これまで紹介したユーザー企業や通信事業者でも用途に応じて複数のツールを使い分けている。 ネットワークの遅延をグラフ化する「SmokePing」アルファシステムズでは,無線LANのアクセス・ポイント,約200〜300台あるレイヤー2/3スイッチの死活監視にSmokePingを利用している(写真1)。SmokePingは監視対象にpingを実行し,遅延時間(RTT)の変化をグラフ化するツール。グラフは複数回実行したpingのうちRTTの中間値を濃い色で示し,それ以外は薄い影で表示する。この結果,煙が立ち上がっているようなグラフになる。
同社では主に,拠点のルーターとの間の遅延を統計的に把握する目的でSmokePingを導入した。「単純な死活監視だけでなく,グラフを見れば遅延が定常的なものかどうか分かるのでトラブル・シューティングにも役立つ」(経営企画本部技術推進部第一システム研究課の前田大輔係長)。遅延がしきい値を超えた場合は管理者にメールで通知する仕組みにしてある。
LANに流れるパケットを可視化する「Wireshark」ソフトバンクIDCは,オープンソースのLANアナライザ「Wireshark」(旧称:Ethereal)も活用している。WiresharkはLANに流れるパケットをキャプチャし,ヘッダー情報などを見やすく表示するツール(写真2)。TCPの一連のやり取りを追跡する機能やプロトコルごとのネットワーク使用率を表示する機能なども備え,対応プロトコルは商用のLANアナライザ並みに多い。
同社ではネットワーク・トラブルの原因を切り分ける際にWiresharkを使う。「まずネットワーク機器やサーバーの設定などを確認し,それでも原因が分からないときに活用する。ただ,すべてのパケットをキャプチャすると解析が大変なので,ある程度原因を予測しながらIPアドレスやプロトコルで解析するパケット絞り込んでいる」(技術本部ネットワーク部ネットワーク&セキュリティグループの寺門典昭マネージャー,写真3)。また問題が発生したネットワーク環境によっては,Wiresharkをインストールしたパソコンを接続できないことがある。その場合はUNIXマシンなどが標準で備える「tcpdump」でパケットをキャプチャしておき,Wiresharkで分析するという。
このほか,今回の取材で「実際に活用している」または「注目している」ツールとして話題に上ったものを以下に紹介しておこう。定番のものが多く,ハズレはないので是非一度試していただきたい。 ◆Hinemos
◆ZABBIX
◆jffNMS
◆RRDtool
◆look@lan
◆Windows Registry Recovery
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