■問1 以下は,イーサネット・フレームを説明した文章である。空欄[ a ]~[ d ]にあてはまる字句を記入せよ。

イーサネット・フレームは,コンピュータ同士がイーサネットでやりとりするデータの単位である。イーサネット・フレームは,あて先と送信元の[ a ]などを格納する「MACヘッダー」,送信するデータを格納する「データ」,誤り検出用のビット列の「[ b ]」の三つの部分からできている。データ部分に格納できるデータは,通常[ c ]~[ d ]バイトまでと決まっているので,コンピュータがデータを送信する場合,このサイズに合わせてデータを区切る。

選択肢 [ a ] [ b ] [ c ] [ d ]
インターネット
FCS
MACアドレス
1500
64
LAN
IPアドレス
46
FSC
1518
IPネットワーク

■問2 以下は,パソコンからサーバーにIPパケットが運ばれるプロセスを記した図である。空欄[ a ][ h ]にあてはまるIPアドレスやイーサネット・フレームを選択肢から選び,図を完成させよ。

図●問2
図●問2

選択肢 [ a ] [ b ] [ c ] [ d ] [ e ] [ f ] [ g ] [ h ]
1-1
1-100
2-100
2-1
A
B
C
D

■問3 [ a ]イーサネット・フレームの「あて先イーサネット・フレーム」「送信元イーサネット・フレーム」に続くフィールドは,データ部分に入っているデータの「タイプ」を示す場合と,データの「長さ」を示す場合がある。このフィールドを識別する方法として正しいものを選べ。

1500~1536の場合はデータのタイプ,それ以外の場合はデータの長さを示す
1500~1536の場合はデータの長さ,それ以外の場合はデータのタイプを示す
1500以下の場合はデータのタイプ,1536以上の場合はデータの長さを示す
1500以下の場合はデータの長さ,1536以上の場合はデータのタイプを示す

■問3 [ b ] 最近のネットワーク機器が搭載するようになった機能の一つとして「ジャンボ・フレーム」がある。そのジャンボ・フレームの説明として間違っているものはどれか。

データ転送の信頼性を高める技術である
一つのイーサネット・フレームに入れるデータ量を増やす技術である
処理するフレームの数を減らせる技術である
データの転送効率を上げる技術である


【まとめ--イーサネット・フレームのしくみ】

図●まとめ--イーサネット・フレームのしくみ
図●まとめ--イーサネット・フレームのしくみ
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 まずは修了テストを受けてみましょう。そして間違ったところを確認しましょう。