Webシステムはアクセス数が増加することで性能が悪化する。ボトルネックの大半はデータベース・サーバー(DBサーバー)とアプリケーション・サーバー(APサーバー)にある。

 性能を改善する方法は,ハードウエアの拡張とミドルウエアのチューニングが王道。従来,DBサーバーの拡張はサーバー機自体の入れ替えに頼っていたが,ここへ来てDBサーバーの負荷分散やDBアクセスのキャッシュが現実味を帯びてきた。(日川 佳三)

  1. Webシステムのボトルネック回避(1)
    総論「DBサーバーの負荷分散が有効」
  2. Webシステムのボトルネック回避(2)
    パート1:拡張「DBサーバーも拡張可能に」
  3. Webシステムのボトルネック回避(3)
    パート2:チューニング「適切なパラメータを見出す」
  4. Webシステムのボトルネック回避(4)
    パート3:新機軸「DBアクセスをキャッシュする」