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Excelレガシー再生計画

日経コンピュータ

 Excelレガシーとは,企業の業務部門がExcelを使って自ら開発し,利用を続けてきた「業務システム」を指す。従来は手作業でこなしていた「基幹業務に付いて回る非定型業務」を処理するアプリケーションとして,現場で必須の存在である。

 だがExcelレガシーは長年改良を重ねてきたため,肥大化・老朽化し,しかも開発を担当した業務担当者が異動や退職でいなくなり,保守ができない状態になりつつある。加えて,内部統制の観点から,ブラックボックスのExcelレガシーは問題視されるようになった。

 本来,Excelは表計算ソフトにとどまらない,開発生産性の高い「システム基盤」である。Excelを基盤と位置付け,レガシーを継承し,基幹業務を定型・非定型を問わず支えるシステムを作り,維持する。それには,情報システム部門とITプロフェッショナルがExcelレガシーに正面から立ち向かわなければならない。

目次

【“Officeレガシー”は宝に変わる】
WordやPowerPointもレガシーだ 
1万人が使った“Excelのお化け” 
現場の情報を「お熱い」うちに  
“野良データ”と“野良アプリ”を手なずけろ  
【危機の構図】
仕事を間違え、維持もできず 
【解決の十箇条】
システム基盤として徹底利用する 
【原因と対策】
・マクロのミスで売上集計がデタラメに、経営陣の指摘で発覚 (02月07日)
・コピーが横行、ファイルが5000個 (11月19日)
・医療機関に配布したシステムが利用不能に (10月09日)
・解析不能なマクロの山が5Mバイトに (09月13日)
【識者の一言】
・「CFOのExcelは武士の太刀」 (10月04日)
・「情報システム部門はExcelにもっと目を向けよう」 (09月06日)
・「“Excelの達人”の後継者を育成せよ」 (07月19日)
・銀行はスプレッドシート統制に本腰を (07月10日)
・スプレッドシート統制、「連結決算業務」に注意 (07月10日)
【ユーザーの一言】
・「4種類のバージョン混在、こう乗り切った」 (08月29日)
・「慣れ親しんだExcelインタフェースは捨てない」 (07月17日)
【総論】
・Excelを使えないIT部門はSOAに取り組めない (10月03日)
・システム開発生産性が最も高い言語 (09月07日)

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