ネットワーク・ホットトピックス
目次
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楽天アプリ市場が再認識させたAndroidアプリストアの課題
楽天は2015年8月19日、Androidアプリストア「楽天アプリ市場(いちば)」のサービスを開始した。サービス開始当初にセキュリティにかかわる問題点が複数指摘され、同社はそれを受けてWebサイトに掲示する文書などを修正することになった。この一件は、Androidにおけるアプリストアの課題を再認識…
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Androidの動画再生機能に脆弱性、不正コードを実行される恐れあり
Android 2.2以降が採用するメディア再生フレームワーク「Stagefright」に複数の脆弱性が見つかった。細工されたMP4/3GPP動画を再生すると、整数オーバーフローなどが発生して任意のコードを不正実行される危険がある。影響を受けるAndroidのバージョンが2.2から5.1.1_r4…
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Androidを悩ませたメモリーリーク、次期版で大幅に解消される見込み
次期版Android(開発コード:Android M)では、Android 5.0以降で大きな問題となっているメモリーリーク問題が大幅に解消される見込みだ。動的リンカーを改良して動的検査ツールを利用しやすくしたことなどにより、2015年7月下旬の時点で、既に130以上のメモリーリーク問題を修正して…
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Android次期版で大幅に変わるアプリ権限モデルとその管理
米グーグルは2015年5月28日、開発者向けイベント「Google I/O 2015」の会場で次期版Android(開発コード:Android M)の新機能などを発表した。また同日、Android Mの開発者向けプレビュー版を公開した。これらによって、Android Mではアプリの権限モデルとその…
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Androidアプリ実行環境を備える「Windows 10 Mobile」
米マイクロソフトは2015年5月13日、Windows Phoneの後継OSの正式名称を「Windows 10 Mobile」と発表した。Windows 10 Mobileには、新Webブラウザー「Microsoft Edge」のほか、外部ディスプレイ接続時にインタフェースをPC風に切り替える「C…
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50以上の問題を修正した「iOS 8.3」
経路情報を書き換えられるICMP処理部の脆弱性に対処、WebKitの安全性を向上
米アップルは2015年4月8日、「iOS 8.3」をリリースした。同版の特徴は、メジャーバージョンアップ時に匹敵する58ものセキュリティ修正が施されていることである。細工をしたICMPパケットによって経路情報が書き換えられる脆弱性など、危険性の高い脆弱性も複数修正されているため、適用可能な端末では…
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SSL/TLS実装に新たな脆弱性
iOSとAndroidでも注意と対策を
2015年3月、一部のSSL/TLS実装に存在する脆弱性を悪用する「FREAK」という新たな攻撃手法の情報が公開された。同攻撃は、データの盗聴や改ざんを可能にする中間者攻撃の一種。FREAKが悪用する脆弱性は、iOSやAndroidにも存在するため注意が必要だ。対策は、iOS 8.2/AppleT…
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証明書のSHA-2署名への移行が本格化
一部のモバイル端末では問題発生
TLS/SSLで使用するサーバー証明書の署名アルゴリズムが変わりつつある。脆弱性が見つかった「SHA-1」に代わって、「SHA-2」が使われ始めている。それに伴って一部のモバイル端末では、サイトアクセス時に警告が表示されるなどの変化が生じている。署名アルゴリズムの変更がモバイル端末に与える影響につい…
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専門家が読む任天堂-DeNA提携の破壊力、ゲームのモンスターポータルが誕生する
2015年3月17日に公表されたゲーム大手の任天堂とソーシャルゲーム大手のDeNAの業務資本提携。各方面に衝撃を与えたこの提携の意味を、Webとゲームのマーケティングに精通するGMOインターネットの世永玲生氏が分析した寄稿をお届けする。
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[MWC2015]「Xperia Z4 TabletはPCライクにも使える」、ソニーモバイルに聞く
ソニーモバイルコミュニケーションズは、スペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2015」で、「Xperia Z4 Tablet」などの新製品を発表した。Xperia Z2 Tablet以来の10型タブレットとして、今春以降には国内での発売も予定している。ソニー…
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証明書を検証しないモバイルアプリ、半年の調査で約2万2000個を発見
SSLサーバー証明書の検証に欠陥のあるモバイルアプリが多数発見されている。2014年8月からAndroidアプリを対象に大規模な調査を実施中の米CERT/CCは、2015年1月20日までに約2万2000個の欠陥アプリを見つけた。こうした欠陥アプリを使用すると重要な情報を盗み取られる恐れがあるため注…
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端末初期化問題などを解消した Android 5.0.1の注意点
米グーグルが2014年12月2日にリリースしたAndroid 5.0系列の最新版「Android 5.0.1」では、不用意なロック解除操作によって端末が初期化される恐れがある問題などが解消された。安定性も向上しているという。しかし、メモリーリーク問題については同版でも解消されていないという報告もあ…
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XperiaとVAIOがMVNO市場で対決、今後の展開は?
2015年1月30日、ソネットとソニーモバイルコミュニケーションズが手を組み、MVNO市場にXperiaシリーズのスマートフォンを今春にも投入することを発表した。一方、ソニーからPC事業を分離した別会社のVAIO株式会社もまた、2014年末にスマートフォン市場への参入を発表している。ソニーとVAI…
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UQのWiMAX 2+は「3日で3GB」利用で速度制限、その真意は
UQコミュニケーションズが2015年1月15日に発表した「WiMAX 2+」の新プランでは、新たに「UQ Flat ツープラス ギガ放題」として、データ通信の使い放題をうたっている点が注目を浴びた。ただし今回の発表では、「ギガ放題」プランでの通信量が3日で3GBを超えた場合に、速度制限を課すことが…
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ついに登場した「LTEガラケー」、KDDIの狙いとは?
KDDIが2015年1月19日に開催した春モデルの新製品発表会では、LTE対応のフィーチャーフォンやスマートフォンのアップグレードプログラムなど、これまでにない試みが登場した。 日本の携帯電話市場では、フィーチャーフォンを使い続けるユーザーがいまだ多い。そのユーザー層に対して、Androidベース…
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端末の一時貸し出しに便利、Android 5.0の2つの新機能
米グーグルが2014年11月にリリースしたAndroidの最新版「Android 5.0」(開発コード名:Lollipop)には、端末を一時的に他人に貸し出す際に便利な「画面の固定」と「ゲストユーザーモード」という2つの新機能が追加されている。BYOD(Bring Your Own Device)…
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史上最大級の大画面6インチスマホ「Nexus 6」をレビューする
2014年12月上旬、グーグルとワイモバイルは日本で6インチという大画面が特徴の大型スマートフォン、「Nexus 6」を発売した。2014年には、スマートフォンとタブレットの中間に位置する端末として「ファブレット」という言葉が浸透した。そのファブレットとしても、Nexus 6はかなりの大型端末とな…
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日本未発売のこんな端末が店頭に! 欧州の街中で見た最新モバイル事情
世界のGDPの3分の1を占める欧州は、ユーロ導入やシェンゲン協定によりヒト・モノ・カネの移動が活発になり、一つの経済圏となっている。しかしモバイル市場は国ごとに異なる通信事業者が存在しているのが現実だ。2014年、筆者は12月上旬の2週間を含め、延べで50日にわたって欧州に滞在した。この経験をもと…
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受難が続くNTT東西の「サービス卸」、水面下で激しい攻防
NTT東西の「サービス卸」の受難が続いている。当初は2014年12月にサービスを始める予定だったが、年明け(2015年1月以降)に持ち越しとなった。乗り越えなければならない課題が多く、NTTドコモが2015年2月に予定する「ドコモ光」の提供も延期が懸念されるほどである。
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KDDIのFirefox OS端末は、Windows Phoneの二の舞にならないか
KDDIは2014年12月23日、以前から発売予告していたFirefox OSスマートフォンを発表した。オンラインショップや「au SHINJUKU」などの直営店では、早ければ25日から購入可能となる。会場内では即席でアプリを開発するハッカソンを同時開催し、会場に参加できなかったファン向けにライブ…
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