図 ユーザー名とパスワードを書いておいたファイルを読み込みSMB/CIFSサーバーをマウントした画面
図 ユーザー名とパスワードを書いておいたファイルを読み込みSMB/CIFSサーバーをマウントした画面
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smbmount \\\\サーバー名\\共有名 マウント・ポイント

 WindowsサーバーやSambaサーバー上にある共有ポイントをLinuxのファイル・システムとしてマウントするにはsmbmountコマンドを使います。smbmountコマンドを使用するにはroot権限をもつアカウントである必要があります。

 接続の際に使うユーザー名とパスワードは「username」や「password」といったオプションを使って指定します。あるいは,あらかじめユーザー名とパスワードを指定したファイルを「cedentials」オプションで読み込ませることもできます(図)。ただし,cedentialsで読み込むファイルは平文テキストであるため,他のユーザーから参照されないようにファイルのパーミッションに注意する必要があります。

 SambaのLinuxサーバーでsmbmountを実行し複数のリモート・サーバーにある共有ポイントをマウントした上で,マウントしたファイル・システムをSambaの共有として設定することで,あたかもDFS(分散ファイル・システム)のサーバーとして動作させることも可能となります。