?[コマンド名] | 指定したコマンドに関する説明を表示する。コマンド名を指定しない場合は利用可能なコマンド一覧が表示される。 |
![シェル・コマンド] | ローカルでシェルを起動して指定したコマンドを実行する。コマンドを特に指定しない場合,ローカルのシェルが起動する。
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archive アーカイブ・レベル | アーカイブ・レベルを「0」~「3」の整数値で設定する。既定の設定は「0」でアーカイブ・フラグを無視する。「1」に設定した場合,mgetで取得する際にアーカイブ・フラグの有効なファイルのみを対象とする。2 の場合は,アーカイブ・フラグの有効なファイルを取得してフラグをリセットする。3 の場合は全てのファイルを取得して,フラグをリセットする。アーカイブ・レベルを指定しない場合,現在のレベルが表示される。 |
blocksize ブロック・サイズ | tarコマンドで書き出されるファイルのブロック・サイズを指定する。 |
cancel ジョブ番号 | 指定したジョブ番号の印刷をキャンセルする。 |
case_sensitive | 大文字と小文字の区別をするかしないかをトグルで変更する。 |
cd [ディレクトリ名] | リモート・コンピュータでの作業ディレクトリを指定した名前のディレクトリに変更する。ディレクトリ名を指定しないと,現在のディレクトリ名が表示される。 |
chmod ファイル名 パーミッション | 指定したファイルのパーミッションを,UNIX標準の8進数形式で指定して変更する。サーバーがサポートしていなければ失敗する。 |
chown ファイル名 ユーザーIDまたはグループID | ファイルの所有者を指定されたユーザーIDもしくはグループIDに変更する。サーバーがサポートしていなければ失敗する。 |
del マスク | 現在のサーバー側作業ディレクトリ上で,マスクに一致するすべてのファイルを削除する。 |
dir マスク | 現在のサーバー側作業ディレクトリ上で,マスクに一致するファイルとディレクトリの一覧を表示する。 |
du | ディレクトリの使用サイズと利用可能な容量を表示する。 |
exit | サーバーとの接続を終了して,smbclientを終了する。 |
get ファイル名 [ローカル・ファイル名] | 指定した名前のファイルをサーバーからローカルにコピーする。ローカル・ファイル名を指定すると,クライアントでのファイル名はその名前となる。 |
hardlink リンク元 リンク先 | リンク元からリンク先へのハードリンクを生成する。このコマンドは通常は利用することはない。 |
help | 「?」コマンドと同様に指定したコマンドに関する説明を表示する。 |
history | これまでに実行したコマンドの履歴を表示する。 |
lcd [ディレクトリ名] | ローカルマシンの作業ディレクトリを指定した名前のディレクトリに変更する。ディレクトリ名を指定しないと,現在のディレクトリ名が表示される。 |
link リンク元 リンク先 | リンク元からリンク先へのハードリンクを作成するようサーバーに要求する。リンク元がすでに存在していてはいけない。また,サーバーがサポートしていなければ失敗する。 |
lowercase | getやmgetでコピーされるローカルのファイル名を小文字に変換するかどうか,トグルで変更する。 |
ls | 「dir」コマンドと同様に,現在のサーバー側作業ディレクトリ上にあるファイルとディレクトリの一覧を表示する。 |
mask マスク | mgetおよびmputコマンドでの再帰的な操作において用いられるマスクを設定する。mgetやmputで指定するマスクと組み合わされる。既定では「*」となっている。maskコマンドで設定した値は,再度maskで変更するまで変わらないので注意。 |
md ディレクトリ名 | mkdirコマンドと同様に指定した名前のディレクトリをサーバー上に作成する。 |
mget マスク | マスクに一致するリモート・ファイルをローカルにコピーする。再帰モードがONになっているかどうかで動作が異なるので注意が必要。 |
mkdir ディレクトリ名 | 指定した名前のディレクトリをサーバー上に作成する。 |
more リモート・ファイル名 | リモート・ファイルの内容をmoreコマンドで表示する。 |
mput マスク | マスクに一致するローカルのファイルを,サーバーの作業ディレクトリ上にコピーする。再帰モードがONになっているかどうかで動作が異なるので注意が必要。 |
newer ファイル名 | 指定したローカル・ファイルより新しい日付のファイルだけをmgetでのコピー対象とする。 |
open ファイル名 | 指定したリモート・ファイルをオープンする。通常は利用しない。 |
print ファイル名 | 指定したローカル・ファイルを,サーバーから印刷する。 |
printmode graphics | text | 印刷モードを,バイナリ・データ(graphics)またはテキスト(text)用に設定する。設定後に実行されるprintコマンドで,指定した印刷モードが利用される。 |
prompt | mgetとmputにおいて,ファイル名の確認するプロンプト表示を行うかどうか,トグルで切り替える。OFFの場合はmgetやmputのマスクで指定されたすべてのファイルが転送の対象となる。 |
put ローカル・ファイル名 [リモート・ファイル名] | 指定した名前のファイルをローカルからサーバーにコピーする。リモート・ファイル名を指定していると,サーバー上でのファイル名がその名前となる。 |
pwd | サーバー上における現在の作業ディレクトリを表示する。 |
q | exitコマンドと同様に,サーバーとの接続を終了してsmbclientを終了する。 |
queue | 印刷のキューを表示して,印刷ジョブのIDや名前とサイズおよび状態を確認できる。 |
quit | exitコマンドと同様に,サーバーとの接続を終了してsmbclientを終了する。 |
rd | rmdirコマンドと同様に,サーバー上にある指定された名前のディレクトリを削除する。 |
recurse | mgetとmputにおいて,ディレクトリを再帰的にたどるかどうかの動作をトグルで切り替える。ONの場合は対象となるディレクトリ内に存在するすべてのディレクトリを再帰的にたどり,マスクに一致するファイルを転送の対象とする。 |
rename 変更元ファイル名 変更後ファイル名 | サーバー上のファイル名を変更する。 |
rm マスク | マスクに一致するすべてのファイルを,サーバー上の作業ディレクトリから削除する。 |
rmdir ディレクトリ名 | サーバー上にある指定された名前のディレクトリを削除する。 |
setmode ファイル名 <+/-|rsha> | Windowsでのattrib コマンドと同じく,ファイルのパーミッションを設定する。 |
symlink リンク元 リンク先 | リンク元からリンク先へのシンボリック・リンクを作成するようサーバーに要求する。実行時点でリンク元が存在してはいけない。また,サーバーがサポートしていなければ失敗する。 |
tar [IXFqbgNa] | -Tオプションと同様にtarによる処理を実行する。xで展開するときのオプションに標準入力「-」を使う際にはコマンドライン・オプションから利用する。 |
tarmode [full|inc|reset|noreset] | tarのアーカイブ・フラグに関する動作を設定する。既定値は「full」でアーカイブの状態に関係なくすべてをバックアップ対象とする。「inc」(incremental:増分)を指定すると,アーカイブ・フラグが有効なファイルのみをtarでのバックアップ対象とする。「reset」を指定するとtarでバックアップしたファイルのアーカイブ・フラグをリセットし,「noreset」ではその反対の挙動となる。 |
vuid | 現在のVUIDを表示する。 |
logon | 別のユーザー名とパスワードを用いて再度ログオンする。 |