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IT業界の仕切り屋が教える売れるコミュニケーション術

キレイにしゃべるテクニック
~ゆっくりとしゃべるだけでしゃべりは100倍よくなる

プレゼン編(第5回)

2007/06/11

■お客様に提案書の内容を説明する。また、セミナーで講演するなど、プレゼンテーションの機会は多いもの。プレゼンにおいて大切なことは何か、をファシリテーションの視点で解説します。今回はポイントは“テンポ”です。

(吉岡 英幸=ナレッジサイン代表取締役)


 前回“しゃべり”を強化するためのエクササイズを紹介した。しゃべりというのは訓練次第でいくらでも上手になる。TVで見かけるアナウンサーやタレントが、生まれつきあんなにしゃべりがうまかったわけではない。みんな訓練のたまものだ。

 前回簡単にできる日頃の訓練法として「朗読」を紹介した。頻繁にセミナーの講師をする立場の方や、しゃべることを本業とする方などは、これに限らず本格的に毎日いろんなトレーニングをすることも厭わないだろう。

 しかし、たまにセミナーの講師をやるという人が、そういつもトレーニングに時間を割くことは難しい。また、近々に大事なプレゼンを控えて、即席でいいから少しでも上手なしゃべりを身に付けたいと思う人もいるだろう。

 今回は、そんな「本番」でのちょっとした工夫で、断然しゃべりがキレイになる方法を紹介しよう。

キレイなしゃべりの印象はテンポが鍵

 しゃべりが上手に感じるポイントはいろいろとある。声のトーン、滑舌のよさ、話の内容、使うコトバそのもの、そしてテンポ。これらのバランスがとれていると「しゃべりが上手」と感じるのだ。

 このうち本番で調節可能なものは、テンポである。早口でまくしたてながら上手なしゃべりをする人もいるが、一般的にはゆっくりとしたテンポだとあまり不快に感じない。

 会話だと、こちらのペースに合わせてくれないと不快に感じるものだが、独りしゃべりだとゆっくりとしたテンポでしゃべれば、無難にキレイに感じられる。

 プレゼンがヘタに聞こえる理由の多くは、だんだんとテンポが速くなり、上ずってくることにある。リズムが不安定で、聞いていて居心地が悪い。

 プレゼンに自信のない人が手っ取り早く、本番で少しでもよいしゃべりにするためには、とにかくゆっくりしゃべることだ。ゆっくりと。ゆっくりと。

 しかし、最初はゆっくりしたテンポで話し始めても、気がつくとテンポが速く、上ずった感じになることが多い。ほっておくと、たいてい、しゃべりというのは速くなるものだ。

速くなったら“間”でテンポをリセットする

 話していて自分で「速くなっているな」と気づくと、テンポをスローダウンさせようと思うが、これがなかなか難しい。話しながらテンポをスローダウンさせるのはとても難しいものである。逆は簡単なのだが。

 それではどうすればよいか。テンポをスローに切り替えるタイミングとして“間”を利用しよう。

 センテンスのあとに間を長くとることで、それまでのテンポをいったんリセットさせて新しいスローなテンポで再開するのだ。

 「テンポが早くなってきたな」と思ったら、話している途中でなんとかしようと思わずに、次のセンテンスに移る前に思い切ってナガーイ間をとる。少なくとも5秒以上。「とりすぎかな」と自分で気持ち悪いぐらいでちょうどいい。長すぎる間などオーディエンスにとってはそんなに気にならないものだ。

 それでも一つひとつのセンテンスは早口になってしまうかもしれないが、適度な頻度で適度な長さの間があると、聴いている方は、全体的にゆったりとしたテンポに感じられる。

 十分に練習する時間がないぶっつけ本番のプレゼンでも、テンポと間に気を配るだけで、見違えるようにキレイなしゃべりになるはずだ。


著者プロフィール
1986年、神戸大学経営学部卒業。株式会社リクルートを経て2003年ナレッジサイン設立。プロの仕切り屋(ファシリテーター)として、議論をしながらナレッジを共有する独自の手法、ナレッジワークショップを開発。IT業界を中心に、この手法を活用した販促セミナーの企画・運営やコミュニケーションスキルの研修などを提供している。著書に「会議でヒーローになれる人、バカに見られる人」(技術評論社刊)、「人見知りは案外うまくいく」(技術評論社刊)。ITコーディネータ。

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