「危機管理学部を設置している大学がウイルス感染やユーザーのなりすましを許しては話にならない」(千葉科学大学 危機管理学部 助教授 栗田勝実氏)――。2004年4月に開学した千葉科学大学は,学内ネットワークのセキュリティの強化を最重要課題としてシステムを構築した。

 同大学では情報教育の一環として,入学時にノートPCを学生に購入してもらい,授業で利用している。レポートをメールで提出させたり,講義内容のデータを学内のグループウエアからダウンロードさせたりするなど,ノートPCの利用が授業には欠かせない。

  • 無線LANを不正利用させない <上>
  • 「Sasser被害を水際で防いだ」 <下>