KDDIは2001年9月,EC(電子商取引)サイト向けの決済代行システム「PayCounter」をWebサービス化した。PayCounterの呼び出し/応答インタフェースをXML(拡張可能マークアップ言語)データ化し,それをSOAP(簡易オブジェクト・アクセス・プロトコル)で伝送できるようにした。ポイントになったのはエラーの取り扱い。Webサービスで必要になる処理や,SOAPの仕様で不明瞭な部分を,既存技術や運用で補った。

  • 複数の決済手段を提供 <上>
  • XMLデータをSOAP-RPCで引き渡す <下>