多くのサウンド・デバイスに対応した,デバイス・ドライバおよびオーディオ・インタフェースである。カーネル2.4までは「OSS/Free」(Open Sound System/Free)と呼ばれる同種のソフトが標準で採用されていた。OSS/Freeはカーネルに標準で組み込まれているため,導入に手間はかからないものの,対応するサウンド・デバイスの種類が少なく,比較的新しいパソコンでは音が出ない場合が多いなどの問題があった。
カーネル2.6からはOSS/Freeの代わりにALSAが採用された。ALSAは,オーディオ機能のほかにMIDI機能も備える。また,OSS/Freeと互換性を保つように開発されており,OSS/Freeだけにしか対応していないソフトからでもALSAを利用できる。
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