システム
管理
 
ユーザーとグループ
管理者のパスワードが必要

 この設定ツールを起動するには,管理者(ルート)のパスワードが必要になります。以下のようなダイアログは表示されたら,管理者のパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。

 システムに登録しているユーザーやグループの管理を行う。ユーザーやグループの追加や削除,パスワードの有効期限の設定などが行える。

[ユーザー]タブ
(1) システムに登録されているユーザーが一覧される。それぞれの項目の意味は以下の通り
・「ユーザー名」・・・ユーザーのアカウント名。ログインにはこの名前を利用する
・「ユーザーID」・・・ユーザーの番号
・「プライマリグループ」・・・ユーザーが所属する主なグループ(プライマリ・グループ)
・「氏名」・・・ユーザーの名前。システム管理者が管理しやすくするための名前
・「ログインシェル」・・・ログインした際に起動するシェル
・「ホームディレクトリ」・・・ユーザーが自由に利用できるディレクトリの位置
(2) 入力したキーワードに合致するユーザーに絞り込む
(3) 新たなユーザーを追加する
(4) 新たなグループを追加する
(5) 選択しているユーザーの設定を変更する
(6) 選択しているユーザーを削除する
(7) (1)のユーザーの一覧を更新する
・新規ユーザーの作成
(1) 新たに登録するユーザーのアカウント名
(2) ユーザーの名前。省略可
(3) ユーザーのログイン・パスワード。2ヶ所に同じパスワードを入力する。パスワードは「*」でマスクして表示される
(4) ログイン後に起動するシェルを選択する
(5) ユーザーのホーム・ディレクトリを作成する場合はチェックをして,ホーム・ディレクトリの位置を指定する
(6) ユーザーが所属する主なグループ(プライマリ・グループ)をアカウント名と同じ名前で作成する
(7) ユーザーIDを手動で設定したい場合は,チェックをしてIDを入力する。ただし,IDは他のユーザーと重なってはならない
・「ユーザーのプロパティ」
[ユーザーデータ]タブ
(1) ユーザーのアカウント名を再設定する
(2) ユーザーの名前を再設定する
(3) ユーザーのパスワードを変更する
(4) ユーザーのホーム・ディレクトリを変更する
(5) ユーザーがログイン後に起動するシェルを変更する
[アカウント情報]タブ
(1) ユーザーのアカウントを無効にする日付を指定する。指定した日になると,ユーザーはログインできなくなる
(2) チェックすると,ユーザーのアカウントを無効なり,ログインできなくなる
[パスワード情報]タブ
(1) 直近のパスワード変更日が表示される
(2) チェックすると,パスワードの有効期限の条件を設定できる
・「変更を許可するまでの日数」・・・パスワードが変更されてから再度パスワードの変更できるまでの日数を指定する
・「変更が要求されるまでの日数」・・・パスワードの変更を求めるメッセージが表示されるまでの日数を指定する
・「変更前の警告日数」・・・パスワードの変更の警告が表示されるまでの日数
・「アカウントが無効になるまでの日数」・・・パスワードの変更要求がされてから,アカウントを無効にするまでに日数
[グループ]タブ
(1) ユーザーが所属するグループにチェックする
(2) ユーザーが所属する主なグループ(プライマリ・グループ)を指定する。