13億人の巨大市場に参入しようと、中国に現地法人や拠点を設ける日系企業が後を絶たない。ここへ来て、ビジネスをさらに拡大するために、現地の情報システムに力を入れる日系企業が増えてきた。ERPパッケージ(統合業務パッケージ)を導入し基幹系システムを整備したり、CRM(顧客情報管理)システムを構築し販売力強化を目指したりする動きだ。しかし、中国で日系企業をとりまくIT事情は、日本とはまるで異なる。現地取材をベースに、そのポイントを探る。
(2)人材の確保は困難,IT担当者はいなくなることを前提に
(3)人手でやるか,システム化するか,それが問題だ
(4)中国だから安いと思うなかれ
(5)日系ベンダーに大きな期待は禁物
(6)万事うまくいかないと心得よ
(7)ネットワークの“南北問題”に気を付けよ
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