「=TODAY()」または「=NOW()」と入力

 Excelで日付や時刻データを扱うことも多いが,そんなときに役立つ関数が「TODAY(トゥデイ)関数」と「NOW(ナウ)関数」。ファイルを開いただけで今日の日付や現在の時刻を表示する便利な関数だ。

今日の日付を自動で表示させる「TODAY関数」

 ファイルを開いただけで今日の日付をセルに表示させる。そんな便利な関数が「TODAY(トゥデイ)関数」だ。関数の記述もシンプルで,セルに「=TODAY()」と入力する。カッコ内には何も入力する必要がない。プロジェクトの経過日数などを管理するには最適だ(図1,図2)。

 ただし,この関数を使って,請求書などに日付を自動表示させるときは注意が必要だ。ファイルを開くたびに,その日の日付になるので,データを保存するには不向きなのだ。単に日付を入力する場合は,普通に「2007/3/30」のように入力するか,あるいは「Ctrl」キーを押しながら「;」(セミコロン)を押して,その日の日付を入力する方がよい。

図1●ファイルを開いたときに,当日の日付を自動で表示させるようにした

図2●日付を表示させるセルに,「=TODAY()」と入力すればよい