「このブロードバンド時代に・・」というセリフを当たり前のように耳にする今日この頃だが、ブロードバンドは実際どの程度普及しているのものか、数字で確かめたいと思うことはないだろうか。
そんなとき、総務省のサイトで公開している報道資料をチェックすると便利である。ここでは、電気通信事業報告規則の規定に基づき、電気通信事業者から報告のあった契約者数などを公表している。

総務省 公表資料 報道資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/index.html

ちなみに総務省が2007年3月13日に発表した平成18年12月末の「ブロードバンドサービス等の契約数」によると、FTTH契約数は794万で、今回初めて全体の3割を超えたという。また、ブロードバンドサービス契約数全体では2574万人とのこと。

「総務省 情報通信統計データベース」で過去のデータなどを参照する方法もある。

総務省 情報通信統計データベース
http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/

本統計にある「自宅におけるパソコンからのインターネット接続方法」を確認すると、2005年末(平成17年末)においてはおよそ40%の世帯でダイヤルアップやISDNなどいわゆる「ナローバンド」の接続方法を利用しているとの結果も見られることから、2005年末の時点でブロードバンド時代が到来していたとは・・言いにくいかもしれない。