メディア時評
目次
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ひかりTV、3D視聴とHDD内蔵STBを試す
これまで、筆者はNTTぷららが提供する「ひかりTV」について、2度ほど本稿で実験を行っているが、今回は、2010年12月からレンタルがスタートしたHDD内蔵セットトップ・ボックス(STB、NEC製「IS1050」)を、筆者事務所で使用してみた。
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アナログ衛星放送の再送信の実情を考える
NHKは、2011年4月1日に衛星デジタル放送サービスとして提供しているBS1、BS2、BShiの3チャンネルを二つに集約、「BS1」と「BSプレミアム」として提供すると発表した。また、2011年7月24日には地上アナログ放送と一緒に、BSアナログ放送も完全に停波する予定である。
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広がるPS3映像の世界、3Dエアチェックディスク視聴
前回試したAQUOSクアトロン3Dに引き続き、今回は、PlayStation 3(PS3)を使って3D映像をテストしてみた。3Dディスプレイには、筆者が導入したソニー製液晶テレビ「BRAVIA KDL-40LX900」を利用した。この液晶テレビには、2個の3D対応メガネが付属している。
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スカパー!3D録画番組を再生し視聴する
本稿でもたびたび取り上げてきた「3Dコンテンツ」だが、2010年8月21日および22日には、東京ドームで行われた巨人対阪神戦が日本テレビの制作により3D化され、「日テレG+ LIVE IN 3D」と題して「スカチャン3D 169」において、ノースクランブルで放送された。新宿ステーションスクエアでは…
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3Dテレビはブームから本物に化けられるか
4年に一度のサッカーの祭典「2010FIFAワールドカップ」が南アフリカで開かれた。7月11日(日本時間の12日早朝)に行われた決勝戦でスペインが優勝し、その幕を閉じた。今年のW杯はサイドバイサイド方式により、3D映像が製作され世界各国の放送局が配信している。本稿では、3Dコンテンツの現実を俯瞰し…
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フレッツ光ネクストで「ひかりTV」を見る
NTTぷららが提供する「ひかりTV」を受信するためのセットトップ・ボックス(STB、NTT東日本の「Picture Mate 700」)を、筆者宅(東京都中野区:戸建て住宅)で実験してから一年が過ぎた。今回、区内での引っ越しを期に回線をフレッツ光ネクストにアップグレードしたため、再度同じSTBを借…
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地デジ難視聴対策衛星放送が開始
2010年3月11日、総務省の補助金と放送事業者の負担金により、デジタル放送推進協会(Dpa)が実施するセーフテイーネットである「地デジ難視聴対策衛星放送」が本放送を開始した。本稿は、本放送がどのように運用されているかについて若干の考察を試みるものである。
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冬季五輪で沸くバンクーバーのメディア事情
バンクーバーで2月12日に開幕した第21回冬季オリンピック大会も、閉幕の時期が近づいてきた。筆者は,開幕が迫る2月3日から4日にかけて、バンクーバーの冬季オリンピックを巡るメディア事情を探ろうと現地に入った。
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日本でIPTVが普及するために
2009年12月1日,アナログテレビが全廃されるまであと600日を切った。地上デジタル・テレビ放送の視聴可能世帯は,全世帯の98%を超えるところまでそのインフラ整備が進んでいる。
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スカパー!HDデジタル録画を試す
2009年10月1日,スカパー!HDのハイビジョン放送が新たに40チャンネルを超える規模で始まった。本格的な,有料多チャンネル・ハイビジョン放送時代の幕開けである。筆者はスカパー!HD対応受信機(韓国HUMAX製)を用意して,デジタル画質のままのエアチッェクを試みた。
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地上デジタル放送のしくみと地域説明会に出席してみた
2011年7月24日に予定される地上アナログ放送の停止まで,既に2年を切った。ちょうど停止の2年前に当たる7月24日には,石川県珠洲市においてアナログ中継局からの放送サービスを一時的に停波するリハーサルも行われた。今後は,アナログ放送が停波したあと,どうすればテレビを視聴し続けられるかについて,一…
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「Day of The Switchover DTV」報告
2009年6月12日,全米はついに「Day of The Switchover DTV」を迎えた。この日をもって,全米にある放送局の主要なものがアナログ放送波の送出を止めたのである。当初計画から4ヶ月ほど延期されたとはいえ,この日には全米でなお200万世帯強という地上デジタル放送へ対処できていない…
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「ひかりTV」を試す
NTTぷららが提供する「ひかりTV」を受信するためのセットトップ・ボックス(STB)を,筆者宅(東京都中野区:戸建て住宅)のフレッツ光用ルーターに接続して実際にサービスを利用してみた。
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モバイルWiMAXサービスを使ってみた
UQコミュニケーションズは2009年2月26日,どこでもブロードバンドにアクセス可能な社会の構築を目指して,「UQ WiMAX」サービスをスタートさせた。東京23区と川崎市,横浜市の一部エリアを中心に500カ所あまりの基地局を設置し,無料サービスの提供を始めたのである。約5000人の無料トライアル…
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地上放送のデジタル完全移行,仕切り直しした米国に学ぶ
2009年2月17日に予定されていた米国における地上アナログ放送の全面停波(デジタル完全移行)は,同年6月12日までの猶予期間が設けられることになった。オバマ大統領の誕生および提案がキッカケとなった。本稿ではその実態を追った。
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世界標準・アジア視点の日本発「英語ニュース局」の誕生
NHKは2009年2月2日,海外向けサービス「NHKワールド」の3本柱の一つである「NHKワールドTV」の新編成による本格的なサービスを2009年2月2日に始めた。
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NHKの取り組みがカギを握る地上波放送の完全デジタル化
日経ニューメディア主催のセミナー「完全デジタル化に向けたNHKの次世代戦略」が,2008年12月15日に東京都内で開催された。今井義典・副会長の基調講演のほか,NHKの5人の担当者が「次期中期経営計画」や「地上波放送のデジタル化対応」,「国際放送の展望」,「NHKオンデマンド」,「スーパーハイビジ…
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「NHKオンデマンド」はインターネットの世界で橋頭堡を築けるか
2008年11月12日に総務省の電波監理審議会が,NHKのインターネット事業の業務基準について,認可するのが適当との答申を出した。これを受けてNHKは同日に,VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「NHKオンデマンド」(NOD)の料金体系などを発表した。サービス内容は,「特選ライブラリー」サービ…
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10月1日に本放送が始まった「スカパー!HD」の受信機を使ってみた
2008年10月1日に,スカパーJSATの東経124・128度CS放送「スカパー!」におけるHDTV(ハイビジョン)サービス「スカパー!HD」の本放送が始まった。ソニー製の受信機「DST-HD1」が家電量販店で10月15日に発売されたのに続き,11月上旬にはスカパー!ブランドの受信機「SP-HR2…
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地上アナログ放送の跡地を利用した新たな放送事業を考える(下)
前回の記事で述べたように,2008年10月21日に東京都内で地上デジタルラジオ放送に関する二つのイベントが開催された。一つは,デジタルラジオ推進協会(DRP)が中心となって開催した「デジタルラジオ・シンポジウム」である。来賓としてあいさつした総務省の吉田眞人・放送政策課長が,「ハード・ソフト分離」…
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