本記事は，4種類のシステム環境でテストしています。このアイコンは，次のディストリビューションとデスクトップ環境の組み合わせを指します。F：Fedora Core 5＋GNOME，V：Vine Linux3.2＋GNOME，S:SUSE Linux 10.1＋GNOME，K:KNOPPIX5.0.1＋KDE。アイコンが青い場合に記事が当てはまります。

A:　Windowsは，.SYSなどのシステム・ファイルや各ファイルのプロパティで「隠しファイル」に設定したファイルを標準で表示しません。エクスプローラの「フォルダ オプション」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選べば表示できます。Linuxではファイル名の先頭にドット（.）が付いているファイルやフォルダが隠しファイル（またはドット・ファイル）です。ユーザーが不用意に削除しては困るファイルに利用されます。

　Fedora，SUSEの場合は「ファイル管理の設定」メニューから「表示」-「隠しファイルを表示する」を選択すると，隠しファイルを表示できます。Vineの場合は「編集」-「設定」を選択し，「表示」タブにある「隠しファイルとバックアップ・ファイルを表示する」にチェックをします。KNOPPIXの場合はメニューから「表示」-「隠しファイルを表示」を選択します。