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WindowsからLinux領域を読み書きできる ext2fsd

Ext2/Ext3区画へのアクセス手順

 ext2fsdのサービスが起動した状態で,アクセスしたいExt2/Ext3ファイル・システムのパーティションにドライブ文字を割り当てる。「コントロール パネル」−「管理ツール」−「コンピュータ管理」を選び,起動したウインドウの左側ツリーから「ディスクの管理」をクリックする。右側にExt2/Ext3ファイル・システムのパーティションが表示されるので,そのパーティションを右クリックし,「ドライブ文字とパスの変更(C)...」を選択してドライブ文字を割り当てる。ここでは「H」というドライブ文字にした。

 なおドライブ文字は,ext2fsdに同こんされる「mount.exe」コマンドでも割り当てられる。例えば,Windows XP/2000が認識する1つ目のドライブの2つ目のパーティションに「H」というドライブ文字を割り当てる場合は,cdコマンドでmount.exeが格納されているディレクトリに移動してから,次のコマンドを実行 する。

 コマンドを実行する際は,ディスク番号は「0」から,区画番号は「1」から始まることに注意する。

 割り当てたドライブ文字は,mount.exeと同じ場所にあるumount.exeで解放できる。ドライブへの割り当てを解放する場合は,umount.exeが格納されているディレクトリで,次のコマンドを実行する。

 ドライブ文字を割り当てた後は,「マイ コンピュータ」などからパーティションにアクセスできる(写真2)。残念ながら日本語ファイル名は文字化けしているが,パーティション内のファイルを参照できていることが分かる。

写真2●マイ コンピュータからExt2ファイル・システムのパーティションにアクセスする
写真2●マイ コンピュータからExt2ファイル・システムのパーティションにアクセスする
Ext2のパーティションに「H」というドライブ文字を割り当ててアクセスした例。パーティション内のファイルにアクセスできていることが分かる。ただし,日本語ファイル名は文字化けしている。

 実は,ext2fsdにはファイル名の文字コードを変換する機能が実装されている。しかし標準配布されるバイナリでは,日本語ファイル名には対応していないようだ。レジストリ設定を変更しても日本語ファイル名は正しく表示できなかった。

 参考のために,今回は正しく表示されなかったものの,日本語対応の手順を記しておこう。レジストリエディタ「regedit.exe」を起動する。「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Ext2Fsd
\Parameters」の各項目の値が,ext2fsdの設定値だ(写真3)。例えば,パーティションへの書き込みを有効にする場合は「WritingSupport」の値を「0」から「1」に変更する。また,Ext3ファイル・システムへの書き込みを有効にする場合は,「Ext3ForceWriting」の値を「0」から「1」に変更する。

写真03●ext2fsdのレジストリ設定
ext2fsdのレジストリ設定
主な設定は「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Ext2Fsd\Parameters」の各項目に記述されている。
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 「CodePage」には文字コードを指定する。日本語EUCなら「euc-jp」,シフトJISなら「sjis」,そしてUTF-8なら「utf8」を指定する。

(ライター 末安 泰三)  [2007/02/21]
出典:日経Linux 2006年9月号  83ページより
(記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります)

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