これまで,「ソフトウエアの再利用」は期待に反してあまり進まなかった。だがOMGが再利用の標準規格として承認した「RAS」は,この状況を変える可能性を秘めている。ソフトウエア資産の情報をどのような形式で記述し,どのような仕組みで再利用するのかを具体的に解説する。

前編 閉塞感を打ち破るための必須知識
後編 基本情報と拡張情報を記述